リサイタルのお知らせ

パンデミック前に計画していたリサイタル、長らく放置しておりましたが、やっと延期先が決まりました。

少し先ですが10/26(水)、電気文化会館にて開催いたします。

今回はパリの異邦人と題して、その当時パリで活躍した作曲家たちの作品を集めてみました✨

これまでピアノの杉山亜由美さんとは藝大、フランス留学時代を通してフランスものの作品に取り組み、これまでのリサイタルでそのレパートリーの大体を網羅したところで、その周辺の作品にも乗り出そうということになりました。

このパリの異邦人というのは、私たち自身の経験でもあります🇫🇷

パリという街が持つ美意識の高さ、凌ぎを削って生きる空気感、自分のアイデンティティを意識した上で成り立つコミュニケーション…

その一方で得られる居心地の良さは、他の都市では味わえない特別さがあると感じています。

大人が自分の中の子供と上手く付き合っていける、大人だからこそ許された遊び/余白とでも言うような。

歳を取るほど自由になっていける街。

(写真はちょうど4年前の今頃)

また近づいたら改めて宣伝しますが、ひとまず素敵なチラシを作っていただいたのでお披露目。

作曲家たちがこの芸術の都で何を感じ、何を得、磨いたのか…作品を通して垣間見る機会になればと思っています。