ガット弦と…
オーケストラや室内楽、音楽祭のキャンセルなどが続き、空き時間の多かった最近。
この機会を生かすべく、遂に!ずっと挑戦してみたかったガット弦を張ってみました✨
バロックボウも長年眠らせていたので、やっとちゃんと使って勉強できます。
自然な減衰が本当に美しく、細かいニュアンスを細密画のように描ける弓。
そしてバロック時代のピッチである415hz(普段の442hzから、約半音低くなります)は、テンションがゆるく、響きが落ち着いて、独特の気持ちよさ。
これでバッハを弾いていると、取りたい音程、付けたいニュアンス、装飾など、自然に導かれる方向が変わっていきます。
5番のアンナ•マグダレーナによる自筆譜↑
慣れてきたら古典の作品もクラシカルスタイルで勉強したいなぁと、ふつふつと思いつつ、まず415hzに悶絶(絶対音感なので)している夏でした。笑
というわけで、再来週の無伴奏シリーズ第5回はバッハの5番と、バッハよりも古い無伴奏作品、D.ガブリエリのリチェルカーレ第7番とD.ガッリの無伴奏ソナタ第1番を、ボローニャチューニング(A線をGに下げるスコルダトゥーラ)で演奏します。
今回は感染対策のためさらにキャパシティを減らすため、なんと4回公演。
ご興味持っていただけましたら幸いです。
ご連絡は私まで。
みなさまのお越しをお待ちしております♩
0コメント